チャレンジャー河嶋の実録ダイアリー

11月の初旬に、長野県ののらくら農場さんと土と健康をまもる会さんを訪れました。

この日は天気に恵まれて、紅葉が美しい日でした。

とにかくすべてが気持ちのよい場所

のらくら農場の萩原さん

春菊の味見をさせてもらうわたしたち。
美味しさにしみじみ。

びっくりしたのは、
ケールがこんなふうに育つこと。
木みたい。

お昼ごはん。なんて美味しいんだろう。
グリルしたり、蒸したり、生でそのままだったり……基本はシンプルな調理法。それがとっても美味しかった。

萩原さんのお話を聞いていて、とってもかっこよいと思ったのは、肥料設計もさることながらそのお人柄でした。
わたしも心に刻もうと思ったたくさんの言葉たち。
それは、

まず、みんなで働くにあたり、
「怒らない」
というルールを設けているということ。
その他にも、
「いい夕方にしよう」を合言葉に、みんなで1日を気持ちよく終わらせようという志し。
また、
「相手を論破しない」
「正論リンチしない」
「怒鳴る、キレる、被せ話はコミュニケーションの質を下げる」
「話し方は大切。どんなに正しくてもそれにより伝わらなかったりする」
などなど、常に他者を尊重する姿勢に溢れていて、かっこよかった。
のらくら農場さんのお野菜が美味しく、優しい味わいの理由がわかった気がする。

お次は
土と健康を守る会のりんご農家の須田さんに会いに。
この風景!またもや美しさに圧倒。一瞬言葉を失う。

須田さん。
たわわで立派なシナノゴールド。
ほんとに美味しい須田さんのりんご、こんなステキなところで育っているのねー。なんだか嬉しい。
摘み方を教わります。

夢中で摘みました。

摘みたてを味見。
香りがすっごい!めちゃくちゃ美味しい。

りんごの木がある風景は絵になりますね。

りんごの木の下には、柔らかな雑草がイキイキと生えていて、堪らず裸足になりました。気持ちよかったー。

人間も植物も存在する全部が全部、美しさのなかにありました。

一年のうちのほとんどは剪定に追われるそうです。
りんごを出荷する繁忙期のマックスは正味1ヶ月ほどなんだとか。
でも、それ以外もとっても大変なんだと伺って、改めて脱帽です。
りんご一個を食べるのは、かんたんなことだけれど、
目の前のひとつのりんごを想ったり感じる瞬間を持ちたいなと思う。
それは、ただ、消費するだけじゃない満たされかたでもあるなと思いました。