地中海地方を原産のシスタス・インカヌスは、ヨーロッパでは古くから肌の調子を整え、炎症を抑えるハーブとして親しまれてきました。

和名はムラサキゴジアオイといい、正午前後の数時間(午時)に花が開くことからきているそう。豊富なポリフェノールを含み、その量、種類とも赤ワイン・ビルベリー・タマネギなどと比べダントツに多いと言われています。

別名「美の植物」と呼ばれているように、高い抗酸化力や日焼け予防する効果があるとされ化粧品にも使われています。古代ギリシャでは傷や洗顔に用いられ、モロッコでは口内洗浄のほか、風邪、月経トラブル、リウマチの薬などにと伝統的に民間療法や健康維持に重用されてきました。

美肌・美白効果、抗炎症、抗菌・抗ウイルス、免疫強化などさまざまな効果が期待できる世界中で注目されているハーブです。